一人静かに内省す

日本男子を中心に体操競技応援中!男子体操競技について思いのまま綴っています

ブログ移転します

当ブログ『一人静かに内省す』は、2023年6月より体操競技応援ブログとして約3年続けてきましたが、今回の記事を最後に移転いたします。

 

以前からはてなブログでブログ活動を継続することに迷いがありました。
この3年で記事投稿のテクニックを色々身につけられましたし、ブログ立ち上げ当初よりも多くの方に見ていただけるようになったのもあって、そのままはてなブログで記事を投稿し続けていました。

ただ、ここ数ヶ月の株式会社はてなの動向が受け入れ難く、はてなブログでブログ活動を継続するのは難しいと感じたため、思い切って移転することに決めました。

 

移転先はnoteです。

以前から保有していたものの、特に記事投稿していなかったアカウントがあるので、今後はこちらに記事を投稿してく予定です。

過去記事は年内を目処に全てnoteに移転する予定です。一部リンク切れしている動画等は、可能な範囲で修正いたしますが、記事内容は一切変えません。

また、今のところ当ブログを削除する予定はありません。ただ、ブックマークやリンク等を設定している場合は、お手数ですがnoteのリンクに変更していただければと存じます。

 

現在はまだ何も投稿していませんが、今後もマイペースに投稿する所存ですので、引き続きご覧になっていただければ幸いです。

 

 

 

さて、ここからははてなブログを移転する理由についてです。少し長いですが、興味があればご覧になってください。

 

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2026年代表選考会を生成AIで遊んでみた

 

先月、代表選考会が無事終了し、今月のアジア選手権からいよいよロスオリンピックの代表枠をかけた戦いが始まる。

今年の世界選手権は、ロスルール改正後初の団体戦が行われる。
パリオリンピックで金メダルを獲得した体操男子は、これまでの選考ルールをもとに、新たに世界ランキング基準を設けて、主にスペシャリストを優遇する選考ルールに変更された。
その結果、世界選手権・アジア大会ともに、代表メンバーにスペシャリストが選出され、これまでの代表メンバーと比較すると、様相が異なる結果となった。

 

私は昨年から代表選考のチーム得点の算出に勤しんできたわけだが、昨今は生成AIという文明の利器がある。

自力はほどほどにして生成AIに計算をお願いしてみたら、案の定正確かつ緻密な計算・作表を行なってくれた。
今までの苦労はなんだったのだと一瞬途方に暮れたが、せっかく便利なものがあるので、今回の代表選考ルールをもとにリザルトで遊んでみることにした。

アジア大会の選考も多少触れてはいるが、基本的に世界選手権の代表選考ルールをベースとしている。(以下、選手の敬称略)

 

  • 前提
  • 今回の代表選考会の結果
  • パターン1.種目特化枠Aの個人総合順位条件を除外
  • パターン2.個人総合枠の基準点を上位3得点に変更
  • パターン3.岡・橋本を個人総合枠で種目特化枠を3枠

 

 

前提

使用した生成AIはChatGPT(GPT-5.5)。
日本体操協会の公式サイトで公表されている全日本選手権とNHK杯のリザルトをExcelに落とし込んで算出。

ひとつ不備があるのだが、各選手の計算のもとになる平均得点の端数処理を失念。
選考ルールでは小数点第4位以下切り捨てとなっているが、それが一切処理されていない状態で、すべての平均得点を算出してしまった。
端数の差も影響がある代表選考ルールで手痛いミスをしてしまったが、大きく内容に影響はしていないはず。

また、以降の内容はすべて公式のリザルトをもとに、選考ルールの条件を変えてシミュレーションしている。
○○選手が××位だったら、○○選手がこの種目で××点を出していれば、といった結果に直結するタラレバはすべて空虚だと思っているので、そういったシミュレーションは一切行なっていない。

 

 

今回の代表選考会の結果

まず、今回の代表選考会の結果について。

その前に、今回の選考ルールについて簡単におさらい。

代表メンバーは5名。
まずNHK杯上位3位の3名が個人総合枠として確定。
残り種目特化枠2名のうち、1名(種目特化枠A)はNHK杯4位~10位の中から選出、残り1名(種目特化枠B)の順位は不問。
個人総合枠は選考対象の4試合(全日本選手権予選・決勝、NHK杯1日目・2日目)のうち、上位2得点を基準点とし、種目特化枠は4試合のうち上位3得点を持ち点として、5-3-3ルールに当てはめて最もチーム得点が高くなる2名を選出する。

また、種目特化枠は協会が独自に作成した世界ランキングの上位3位以内の得点を一度でも獲得していれば、先の条件で算出した最も高いチーム得点と0.5点差以内であれば、優先して選出される。

以上を踏まえて、個人総合枠は岡慎之助橋本大輝川上翔平で確定。
残りの種目特化枠2名について、チーム得点が最も高くなる組み合わせから、点差が0.5点以内の組み合わせがこちら。

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全日本選手権の採点ミスについて

4月に行われた第80回全日本体操個人総合選手権において、採点ミスが発覚しました。

当大会は、秋に実施される世界選手権およびアジア競技大会の代表選考対象試合だからなのか、採点ミスのあった得点を修正するという異例の事態となりました。


これまで多くの試合を拝見してきましたが、大会終了後に一旦決定した結果の得点修正が行われるケースは、今回が初めてです。

先日のNHK杯をもって代表選考会が終了したので、今回はこの採点ミスについて掘り下げていきたいと思います。

 

  • 過去の採点ミスの事例
    • 2022年NHK杯 北園丈琉選手 鉄棒の演技
    • 2025年ユニバーシティゲームズ予選兼団体決勝 岡慎之助選手 鉄棒の演技
  • 採点ミス対象の演技構成
    • 土井陵輔選手の演技
    • 松見一希選手の演技
  • 不可解な点
  • 総括
  • 私見

 

 

まず体操競技の採点ミスですが、Dスコアの計算ミスによるものがほとんどです。
採点ミスはそこそこの頻度で発生しますが、Dスコアの内容が開示されるわけではないので、基本的にブラックボックスです。

パターンとしては大きく2種類あり、(1)演技の技をカウントしても計算が合わないケース、(2)カウントしている技は正しいが要求点で計算が合わないケースが存在します。

前者は有名どころでいうと、ロンドンオリンピック団体決勝のあん馬、東京オリンピック個人総合決勝のつり輪あたりでしょうか。
これらは結果的に順位に影響を与えない採点ミス(と思われる)だったので、特段大きな問題にはなっていませんが、体操ファン的に言わせてもらえば、合点がいかないというのが正直なところです。

そして今回起きたのは後者のケース。
今回対象になった採点の前に、過去に起きた同じ事例を振り返ります。

 

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谷川航選手の体操『ローテーション』

男子体操競技は6種目あり、ゆか、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒から成る。
最初にゆかで跳躍運動、次のあん馬で旋回運動というように、先に上げた種目の順序が理にかなった運動順らしい。
科学的根拠はともかく、試合の進行においてこのローテーションがベースとなっており、『正ローテーション』と称されている。

試合において上位の班から正ローテーションで回り、次点の班はあん馬スタートでゆかが最終種目の「あん馬ローテーション」で回り、以下つり輪ローテーション等で回ることになる。

強い選手・チームが正ローテーションで回るので、正ローテーションが有利かと思いきや、別にそうではないらしい。
選手によって種目ごとに得手不得手があるので、必ずしも正ローテーションが有利なわけではないが、見ている側の意見として、男子体操の華である鉄棒が最終種目になるので、映えるし、勝負として盛り上がることが多い。

アテネオリンピック団体決勝、リオオリンピック個人総合決勝、そしてパリオリンピック団体決勝は、最後に鉄棒を決めて日本は金メダルを獲得している。
日本は鉄棒を得意としている選手が多く、華やかで雄大な鉄棒の演技で締める正ローテーションは、特段盛り上がる傾向がある。

 

 

タイトルのとおり、今回は谷川航選手の体操だ。
過去に各種目やオリンピックをテーマにした記事を起こしたが、今回は少しニッチな「ローテーション」にスポットを当てる。

 

ふと、谷川航選手に最も適しているローテーションはなんだ、という疑問が浮かんだ。

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2026年世界選手権代表選考会の展望《種目特化枠編》

前回に引き続き、全日本選手権の結果を受けて代表選考会の展望を予想する。
前回の記事はこちら。(以下、全日本選手権は全日本、選手の敬称略)


今回は種目特化枠編。
個人総合枠選手の各種目の得点より、点数を上乗せできる種目を持っている選手が選出されることから、その名のごとく団体戦に貢献するという意図で、以前までは「貢献度枠」という名称だったこの枠。
今回から選考ルールを若干変更し、「種目特化枠」へ名称変更。特定の種目で突出した点数を獲れる選手をより優遇するルールに変化している。

 

前回の記事と重複するが、日本体操協会が公表している代表選考ルールと、それを噛み砕いた当ブログの記事を一読していただければ幸い。

要約すると、個人総合枠は個人総合順位3位までの3人で、選考会対象の4試合(全日本2日間+NHK杯2日間)のうち、上位2得点の平均点を各種目の基準点とする。
残り2枠の種目特化枠は4試合のうち、上位3得点の平均点を持ち点とし、個人総合枠の各種目の基準点を上回る種目があれば、それを貢献点とし、その合計が高い組み合わせが代表選出となる。
なお、種目特化枠Aは最終個人総合順位10位以内から選出される。(種目特化枠Bの順位は問わない)

現状、選考会のうち半分しか終わっていないので正直不確定要素の方が多いが、全日本のリザルトしか頼りになるものはないので、それをベースに貢献点を計算した。

【2026.5.9追記】

日本体操協会公式サイトによると、全日本個人総合選手権決勝において採点ミスが発覚。
それにより、対象の選手の持ち点の修正と、順位入れ替えによるNHK杯の班編成が変更になることが発表された。(第80回全日本体操個人総合選手権における採点確認に伴う得点修正 | 日本体操協会 公式サイト
全日本選手権の得点変更はなく、持ち点の修正とだけ明記されているが、変更後のリザルトのタイトルが「代表選考用修正結果」とあるので、種目特化枠計算の対象得点も修正後の得点が用いられると考えられる。
よって当記事も、代表選考用修正結果のリザルトを用いる。

 

まず個人総合枠の基準点。
橋本・岡は上位2位確定でいいと思うが、3位に誰が入ってくるか少々読みづらい。
個人的には前回の記事でも述べたように、現状3位の川上が入ってくる可能性が高いと思うので、とりあえず川上を個人総合3枠目とする。

今回の個人総合枠基準点は4試合中上位2得点なので、全日本の得点が採用されない可能性がある。NHK杯で得点が上回る可能性があり、彼らの実力的に大きく下回るというのはかなり考えにくいのと、全日本で大過失した得点が入っているのを考慮して、全日本2日間のうち高い方の得点を基準点として設定した。

その基準点がこちら。

 

選手左の数字は全日本選手権の順位

 

まずゆか。川上が細かい取りこぼしを重ねていて、点数を伸ばせていない。

次にあん馬。本来橋本が14点台前半~半ばの得点を出せるはずが、細かいミスが重なり13点台の得点になっている。Dスコアが0.7も低い岡より得点が伸ばせておらず予想外の状況だ。
しかも橋本は川上よりも得点が低いので、まさかのターゲットスコアになっている。

つり輪も橋本があまり点数を伸ばせていないのと、意外にも川上が橋本と変わらない点数が出ている。2選手とも苦手種目としているので、全体的に力不足感が否めない。

跳馬は岡がとうとうロペスを解禁するという一大決心。決定点はドリッグスのときとあまり変わっていない。

平行棒と鉄棒は3選手とも得意としているので、かなりの高得点が出ていて貢献点を稼ぐのは非常に難しい。

以上を踏まえて、ゆか、あん馬、つり輪、跳馬のポイントゲッターが望まれる。欲を言えばつり輪は2人ポイントゲッターが欲しいところだ。

 

そして次は、種目特化枠の持ち点だ。
種目特化枠は4試合中上位3得点ということで、全日本の2試合のうち高い方の得点は貢献点計算に採用されることが確定している。
確実に採用される得点を持ち点にしてもいいが、3得点/4得点ということで、おそらく個人総合枠選手より点数が均されやすいので、差しあたって全日本2試合の平均とした。

現状個人総合10位以内の選手を含めた、貢献点の高い組み合わせの上位3つがこちら。

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